講演・セミナ

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卒園式は誰のためにある?

式典の主役は卒園していく園児達、そしてその園児を今ままでしっかりと見守ってくれた園長先生や担任の先生達です。子供にとっては初めての集団生活。最初は行きたくないと泣いていた娘さんや息子さんも今では立派に成長していることでしょう。

卒園式は新しい世界へ巣立っていく子供達と先生達のお別れの場だと考えましょう。このことを頭に入れておけばどんな服装やヘアスタイルが相応しいのかおのずと理解できるはずですよ。保護者が目立ちすぎてしまうのは厳禁。かといってフォーマルな場で身だしなみを整えないのもマナー違反です。すばらしい卒園式は園と保護者が一団となることで作り上げられるのです。

卒園式に参加したいけれど…

ほとんどの自治体では毎年度あらかじめ卒園式の日取りが決まっているはずです。準備がはやい方ですと年明けから有給申請をして備える方もいます。中には行くつもりだったのにどうしても仕事が重なってしまった、急病になってしまった、妊娠初期のつわりや妊娠後期のおなかの張り、切迫流産などの事情から急遽参加できなくなってしまうこともあります。

卒園式は子供にとってはもちろん両親、そして成長を見守ってきた祖父母(義父母)にとっても大切なイベントです。誰も見に行ってあげることができないのはとても残念ですよね。基本はお母さんやお父さんが出席することになりますが、万が一のことを想定しておじいちゃんやおばあちゃん、妹や姉などに代理をお願いしておくと安心です。

思い出を残すには…

卒園式でありがちなのが写真やビデオを撮影するあまり式に集中できない、また子供が遠くにいて上手く写せない、思っているよりも混み合っていて撮影ポイントが無かったと言うケース。せっかく正装しているのに関わらずビデオカメラやデジタルカメラで必死に子供を追いかけている姿は、式の中で浮いてしまいます。中には座ってくださいと注意されてしまうこともあります。

そのような中で最近選ばれているのが撮影業者。カメラマンを派遣してもらい自分の子供やお友達、そして自分自身を含めいろいろな写真を撮ってもらうサービスが注目を集めています。

素人が撮ったものとは違い写真のクオリティが高いのが特徴。自分の子供が遠く離れていても望遠レンズならばまるで目の前にいるように撮影ができます。このような機材を個人で揃えるのは容易ではありません。仕上がった写真やデータは後日自宅へと郵送してもらうことができ、卒園式当日は成長したわが子の姿をしっかり自分の目に焼き付けることができますよ。